ヘップバーンに変身してみました．．！
　パリから帰国後、ずっとお世話になっているPhoto Studioがあります。
プロフィール、ソロ・リサイタルやサロン・コンサートのチラシ、Websiteの写真など撮影して頂きました（お着物での写真を撮って頂いたこともあります）。

　その Photo Studio が閉店するというハガキが10月に届き、しばし言葉を失いました．．
でも結局、移転という形で落ち着き私はよかったと喜んでいます。

　そこで思い出にと大好きな憧れの女優さん、Audrey Hepburn (オードリー・ヘップバーン)の変身写真を撮って頂きました。

 

　仕上がりは、とても気に入っていて大満足しています。
演奏会のチラシにも使えるのでは、と一瞬思ったくらいです。

　あまりに気に入ったので Website に載せることにしました。
SNS上の投稿ではお友達が ”素敵．．お似合い．．かわいい．．エレガントで気品があるね．．” などと、やさしいコメントを書いて下さりとても嬉しかったです。

 

【パリでの音楽活動の後、現在は西宮市 夙川、苦楽園口でピアノレッスンをしています
(阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分】

　秋も深まってきた今日この頃、紅葉がきれいな季節です。
先週、京都へ毎年恒例のお参りに行った後、東福寺の紅葉を見に行ってきました。
ようやく色づきが進んだところでした。見頃は今週だそうです。

　今年は11月に入っても夏の名残のような暑さがあり、その影響か例年より紅葉がゆっくりペースのようでした。

　昨年も東福寺に行きました。真紅の紅葉はまさに圧巻でした。

　パリにいた頃は日本の紅葉が恋しくてたまらなかったです。
紅葉名所の本やポストカードをたくさん持っていました。
またお庭のもみじを押し花の様にしてパリに持っていったこともありました。

　もみじの色のグラデーション、それはまるで色彩のシンフォニーのよう．．
日本らしい美しさだと思います。
季節折々の美しさ、そしてそれを愛でる日本人の心をこれからも大切にしていきたいと思います。

 

【パリでの音楽活動の後、現在は西宮市 夙川,苦楽園口でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）】

　今年も夙川公園の桜が咲きました。
今ほぼ満開です。
ここ数年に比べて少し開花が遅かったようです。それは今年が暖冬だったのと3月になってから寒い日が続いたからと聞きました。
冬があたたかいと桜の花芽の目覚めが遅れるそうです。何とも愛らしいお話と思います。
　今年はちょうど入学式に桜が満開になり、晴れやかな気分に彩りと希望が増すようです。

 

　夙川は桜の名所、全国100選のひとつです。
ローカルで小さな駅が桜の時期は花見客でいっぱいになります。
夙川沿いの長い桜並木を歩いていると、春の喜びを感じ足取りも心も軽くなります。

　毎年、そのしとやかな美しさに感動します。
春の訪れと共に一気に満開になり、そして花吹雪となりはかなくも潔く散っていく．．
その情緒が日本人らしい繊細さを表しているように思えます。

　桜と日本の文化は深いところでつながっていると思います。

 

〔パリでの音楽活動の後、現在は兵庫県西宮市、夙川エリア、苦楽園口でピアノレッスンをしています（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)]

　2021年1月11日にPianist Tamaki NigaのWebsiteを公開しました。
今日でちょうど3年になりました。
Webデザイナーさんをはじめ、彼を紹介して下さった皆様、多くの方のご尽力を得て作り上げ公開することができました。ここに感謝の意を表したいと思います。

　当時、ブログを書いてWebsiteを常に更新していった方がいいとアドバイスを受けました。
その時は“私に果たしてブログが書けるのだろうか．．？”と少し心配になりました。
でもここまで続けてくることができました。
オーケストラの中でピアノを弾く演奏会のお仕事を頂いたときは、舞台の写真をまじえて思いを綴っています。

　読んでくださっている生徒さん、昔の生徒さんのお母さまが時折ご連絡下さったりして、とても心温まるときがあります。

　2024年も心新たに自分なりの夢と目標に向かって精進したいと思います。
皆さま、今年もよろしくお願いします。

【パリでの音楽活動の後、現在は兵庫県西宮市、夙川エリア、苦楽園口でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）】

Bonne Année 2024 !　ボナネ！
新年あけましておめでとうございます。

　毎年思うことがあります。
元旦になった瞬間、新しい年の鐘と共にその場の空気感、そして自分の気持もガラッと変わりある種の静寂が訪れます。
大晦日までの気ぜわしさが、過ぎ去った遠い夢に思えるほどです．．
澄んだ空気、ゆったり感に包まれる日本のお正月．．

　今年も一日一日、大切に過ごしていきたいと思います
（新年から大変なことが日本に起こり、更にそう思いました）。

　2024年も実り多く、幅広い活動ができたらと夢を持ち精進していきます。
元旦に引いたおみくじに、いい言葉が書いてありました。
“誰でも最初は初心者。成功者はみな、挑戦者”。

 

　今年は辰年、天に昇っていく上昇運の意味があるそうです。
皆様にとっても幸多きよい年でありますように。

〔パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川エリア、苦楽園口でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）］

　今年は11月に入ってもまだ夏日のような日がありました。
ふと気づけば1ヶ月後はクリスマス、今年一年を振り返る時期です。
でも今はまだ秋、待ちに待った紅葉シーズンです。
　先日、京都に紅葉を見に行ってきました。今年は東福寺を訪れました。

　もみじの色が深紅なものからまだ青いもみじ、そしてオレンジ色や黄色の織り成す色のシンフォニー．．自然の美しさと壮大さに目を奪われました。

広大な庭園の渓谷を降りながら、もみじ吹雪を肩に感じて歩き何とも風情がありました。

　京都の古いお寺と紅葉、そのアンサンブルに日本人らしい情緒を感じます。

　鮮やかな色で彩られる日本の秋、それは春の桜と同じくらい私の好きな日本です。

〔パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川、苦楽園口でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）］

　今年はお庭のりんごの木に小さなかわいい姫りんごが二つなりました。
昨年まではひとつだけでした。それでも奇跡のりんごだと思っていたのに今年は2個もなり、まさに収穫の秋です。

　今年の夏はとても暑くて雨があまり降らない時期が続いたので、水やりは毎日していました。
他には特に大したことをしていないのに自然の恵みとは不思議なものだなと思います。

　来月11月は兵庫芸術文化センター管弦楽団（Hyogo Performing Arts Center Orchestra）より多くの公演をいただいています。3プログラム、9公演です。

　音楽面でも私自身、収穫の秋になるよう精進したいと思います。

〔パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川エリア、苦楽園口でピアノレッスンをしています（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　9月29日は中秋の名月で満月がきれいでした。
お月見うさぎ饅頭を頂きながらほっこりなりました。
最近は秋風が気持ちよく、そしてやさしく感じられます。
季節は秋ですが日中、気温が高くなることもありまだどこか夏の名残を感じます。

　今年の夏は格別に暑かった．．そして日本の夏といえばかき氷が食べたくなります。
ご近所にとても美味しいたまごパン専門店　“本巣ヱ”　（もとすえ）というお店があります。
そのお隣にかき氷屋さん、“本巣ヱ 離れ”があります。
ここのかき氷が美味しすぎて私はこの夏、特に9月に入ってから5、6回も通ってしまいました。
　グルメ感覚で色々な味を試してみたかったというのが本音です。

　本巣ヱのかき氷は氷自体ががミルクセーキ、または淡路島の牛乳で出来ています。
素材にこだわった手作りのやさしさが感じられ、私はファンになってしまいました。
　そしてこの氷がまるで粉雪のようにとても柔らかく一口食べただけで幸せな気持ちになれます。

 

　そのかき氷の季節も今日で終わり．．少しさみしい気もしますが、また来年を楽しみにしています。

〔パリでの音楽活動の後、西宮市夙川エリア、苦楽園口でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　少し前まで夏日和でしたが、最近は朝晩涼しくなり過ごしやすくなってきました。
季節の変わり目、秋の気配を感じます。
暑かった夏が終わりに近づき日もだんだん短くなっていくと、少しさみしい気がします。
今年の夏休みも楽しかったなぁと思い出しノスタルジックな気分になります。

　この夏は猛暑のせいか、お庭のブルーベリーの実が大きくなる時期が少し遅かったように思います。いつもは8月くらいに大粒のブルーベリーを収穫していました。

　でも今年は9月になってようやく実が大きくなり、9月下旬にたわわに実ったブルーベリーを収穫しました。いくらとってもなくならない．．豊作でした。
そして甘酸っぱくとても美味しいのです。

　自然の恵みに感謝しつつ、芸術面でも実り多い秋にしたいと思います。

〔パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川エリア、苦楽園でピアノレッスンをしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）］

　西宮市、夙川公園（しゅくがわ）の桜が今とてもきれいに咲いています。
地元に桜の名所があることに毎年誇りを感じます。
　今年は3月に入ってあたたかい日が続いたからか、関東でも10日ほど前、3月22日に桜が満開になったそうです。
　ここ夙川の桜も例年より満開の時期が早かったように思います。
今日は桜吹雪がとてもきれいでした．．

　桜を見ると“ようやく春が来た”と喜びを感じます。長い冬の後の待ち焦がれた春です。
そして桜の淡いピンク色の可憐な花を見ていると心が和みます。

　今年も寒い冬を乗り越え、硬いつぼみから咲いてくれた桜．．

　甲山（かぶと山）をバックにした松の木の緑と桜並木、その色合いのコントラストとまばゆい美しさに毎年うっとりとします。

〔パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川、苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　朝の目覚めの光が柔らかく、そしてあたたかく感じられるようになってきました。
長くて寒かった冬も終わりに近づき春の訪れを感じます。

　先日、東京の浜離宮庭園に行きました。
可憐な花をつけている白、濃いピンク色（紅）の梅、そして黄色い菜の花のじゅうたんが見事で心が洗われました。

　そしてこの菜の花畑と梅の木のシンフォニー、本当にとてもきれいでうっとりしてしまいました。
また菜の花の香りってこんなにも甘かったのかと改めて気づきました。

　高層オフィスビルが近くに立ち並ぶ中、東京という大都会の喧騒を忘れさせる庭園．．
お花畑の中をゆっくり歩き楽しむ時間、それはとても優雅なひと時でした。
　ようやく春が来たと心もほころびました。

 

〔フランス　パリでの音楽活動の後、現在は西宮市夙川、苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)〕

　節分が終わり立春を過ぎると春が待ち遠しくなってきます。
季節を分けるという意味の節分、そして文字通り春が立つ、立春．．
　今お庭には小さな柑橘類がたわわになっています。
すだちと同じくらいの大きさで黄色がかったオレンジ色、ジュースを絞ると甘酸っぱくてとても美味しいです。

　どんどん実をつけ始めたなぁと気が付いたのが昨夏．．
特別肥料も与えていないのに自然の恵みとはすごいものです。

　昨年はお庭のブルーベリーを初めミニトマト、姫りんご、そしてこの小さな柑橘類が驚いて目を見張ってしまうほど豊作でした。

　今年も実り多い年になりますようにと改めて2023年に願いを込めました。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)]

　1月は私にとってお花を飾る機会が多い月です。
まずお正月のお花、新しい年が希望に満ち溢れることを願い華やかな色どりのお花を選びます。お正月らしい赤い実がたくさんついた千両、白くてかわいいピンポン菊など．．

　お正月気分もようやくぬけた頃、お誕生日がめぐってきます。
きれいなお花を見ていると心が癒されます。
そして甘い香りと共に華やいだ気持ちになれます。

　フランスではお祝いごと、プレゼント、感謝の気持ちを表したりホームパーティーに招待されたときなどお花を贈る習慣があります。

　パリ郊外、ポワシー音楽院でピアノレッスンをしていた頃、年度末にお花を持ってきてくれたかわいい生徒さん達がいました。

　日本でも、発表会やピアノリサイタルの後、生徒さん達から素敵なお花を頂きました。
そしてレッスン室に飾ってあるお花はとても長持ちします。

　音楽を聞いているとお花も喜んでいるみたいです。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市　夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)]

　2021年1月11日にPianiste Tamaki Niga のWebsiteをオープンしました。今年でもう2年になります。
　私なりの演奏活動、思い、そしてパリでの経験を発信していきたい、そんな気持ちから作りました。
　デザイナーさん初め、多くの方々のお力添えを頂きWebsiteを立ち上げることができ、人と人との繋がりの大切さを心から感じました。

　1月11日、“111”という数字は”事始め”といって縁起がいいそうです。
そして今年はうさぎ年、跳躍の年です。
私はうさぎが大好きでたくさんのうさぎの置物をお家においています。

 

　うさぎ年ということで更に可愛いうさぎが増えました．．！

　1月は心新たになり今年はどういう年にしたいかと期待や希望が生まれます。
今年も私なりに音楽と向き合い精進したいと思います。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分)]

　明けましておめでとうございます。
フランス語で新年のあいさつは　“Bonne Année ! ”、“ボナネ！”といいます。
師走は何かとせわしないですが、これも新年を迎えるにあたっての日本人の文化だと思います。
新しい年を気持ちよい環境で迎え、福が来やすいようにお家を掃除して風通しをよくする．．

　日本のお正月で毎年思うことがあります。
除夜の鐘が鳴り1月1日になったと同時に空気が澄んで心も清々しくなる．．．
昨日までの慌ただしさとは打って変わり、静寂の中でゆっくりと時間が流れ新しい年に希望が生まれます。

　皆さま、今年もよろしくお願いします。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　“Merry Christmas!”はフランス語で”Joyeux Noël！”
“ジョワイユ―・ノエル！”といいます。
　12月25日はクリスマス、フランスでは祝日です。
フランス人にとってクリスマスは日本のお正月のようなもの．．
家族でゆっくり食事を楽しみながら暖炉を囲み暖かいお家の中で過ごします。

　パリにいた頃、クリスマス・イヴにお料理上手なフランス人のマダムのお宅に招待されたことがあります。

　18時半くらいからリビングでアペリティフが始まります。
シャンパンでお祝いをして色々なおつまみとおしゃべりを楽しみます。
このアペリティフ、テーブルにつきディナーが始まるまで延々と続きます．．

　なんたってフランス人はおしゃべりが大好き．．
20時を過ぎてからようやく前菜、自家製のフォアグラ、テリーヌなどがテーブルに並びます。

　そして美味しいワインとメインディッシュの肉料理、チーズ、デザート．．
プレゼント交換をする頃にはもう夜中の2時くらいになっています。

　更に翌日25日のお昼、フランスの人々はクリスマスのランチを楽しみます。
イヴのディナーと25日のランチ、二日続けての美食．．

　フランス人は体力があり胃も丈夫なんだなぁと、日本人との違いをつくづく感じた一場面でした。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　音楽家というのはとても優雅に楽器を弾いているような印象を受けます。
でも長時間弾いていると体力を使います。ある意味アスリートです。
整体に行ったり、マッサージを受けたりと常に身体が柔軟でリラックスできるようにメンテナンスをしています。
　私もパリでは指圧、マッサージなど色々通いました。そしてどうしたら脱力して楽器に向かえ音を出せるのかを常に模索していました。

　パリから帰国後、日本でもマッサージは色々試してみました。
そんなある日出会ったのがDr.stretch（ドクターストレッチ）、全国展開のストレッチに特化したお店です。

　ここに通い始めたのは2019年6月、芸文でリサイタルをした後でした。
もっと早くお世話になっていればよかったと思いました．．

　2022年7月から素晴らしいトレーナーさんとのご縁を頂きゴールド・レベルのストレッチを受けています。
西宮ガーデンズ店の新しい店長さん、倍率933倍の大会で優勝されたチャンピオンというすごい方です。

　どの分野でも極め人は探求心が普通レベルとは違う．．
筋肉のことを知り尽くしていらっしゃり技の引き出しをたくさんお持ちです。
そして彼のポリシーがとりわけ魅力的です。

　重心のとり方、姿勢、首の立て方や肩甲骨の柔軟さ．．体幹を鍛え意識するとすべて変わってきます。
　ストレッチによって私のピアノも自分の中でどんどん開拓され音の聞き方も変わり、新たな発見をする日々を送っています。

 

[パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　今年は三年ぶりに京都の紅葉を見に行ってきました。
　パリで生活をするようになってから私は日本の四季の美しさ、特に春の桜、秋の紅葉が大変恋しくなりました。
紅葉の写真集を買い、パリで時折見ながら日本に思いをはせていました。
　いつもその繊細な日本らしい情緒あふれる風景に心から感動します。

　今年は南禅寺に行ってきました。
私のお気に入りスポットのひとつです。

　もみじの赤、黄色、緑のグラデーション、そしてイチョウの黄色がなすグラデーションは何とも形容しがたい美しさです。

　まるで色のシンフォニーだとその静かな美しさに心揺さぶられた一日でした。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市 夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　今年もお庭に小さなかわいい姫りんごがひとつ、実をつけました。
秋の収穫、今赤くなってきています。
毎年実がなるわけではないので、まさに奇跡のりんごです。

　2018年10月、私が芸文ピアノリサイタルの準備をしていた頃、
赤いりんごがひとつだけなりました。
その奇跡にあやかってリサイタル前にありがたく頂きました。

　昨年もひとつ、そして今年もまたひとつ、赤い姫りんごの収穫．．
二つ実ることは今までなく、一つだけ実のなるりんごの小さな木．．

　だからこそ貴重で、奇跡的だと感じてしまう植物の生命力です。

 

〔パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市　夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）〕

　10月に入り一雨ごとに秋深まる今日この頃、
金木犀のほのかな甘い香りをそよ風が運んでくれて、気持ちよい新しい季節を感じます。
つい最近まで夏日だったのにあっという間に季節は秋．．
あの夏の暑さが懐かしく思えるほどです。
　そんなある日ふと見ると、玄関の前に置いてある鉢植えにいちごがひとつ、赤くなっていました。

　10月にいきなり赤い小さないちご．．植物ってすごい力を持っているんだなぁとつくづく頼もしく感じています。
そして小さいのに甘みが凝縮されていて美味しかったです。
夏の間、毎日のように鉢植えのお花に水やりをしていたのでそのご褒美のように感じました。

　思わぬ季節外れの収穫．．これからも大事にお花を育てていきたいと思います。

 

 

[パリでの音楽活動を経て現在は兵庫県西宮市　夙川エリア、
苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）]　

　今年の夏は家のお庭にたくさんの実がなりました。
ブルーベリーの木が3本、ミニトマトがたわわになり豊作でした。
そして今はミニリンゴが一つ、秋に向けて育っています。
冬になると美味しく熟す柑橘類の実も既にたくさんなっています。

　特別に肥料を上げたわけでもなく、また水やりをしたわけでもなく放っておいただけなのに、目を見張るほどに実がなり、自然の力というのはすごいなぁと不思議に思っています。

　昨シーズン（2021年秋から2022年6月）は兵庫芸術文化センター管弦楽団より17回もの公演機会を頂きました。

　今シーズンもこの生命力にあやかって音楽面で実のなる年になるよう、ますます日々耕していきたいと思います。

[パリでの音楽活動を経て兵庫県西宮市　夙川エリア、苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）]

　暑い夏にかき氷を食べるとひんやりとして幸せな気持ちになれます。
地元の西宮市、苦楽園口にとても美味しく洒落た“かき氷屋さん”があります。
”本巣ヱ“というたまごパン専門のお店（これまたとても美味しい）のお隣、離れにある夏期限定のショップです。

　お店の看板メニューは、かわいい手作りプリンがのっていて甘くおいしい練乳がかかったかき氷です。
他にもしそ風味、マンゴソース味などメニューは盛りだくさんです。
氷はミルクセーキで出来ていてとても柔らかく、きめが細かくてほっぺが落ちるほど美味しくて幸せな気分になれます。
　毎日暑い夏のひと時、癒しの時間を過ごせます。

　子供の頃、京都の曾祖母のお家で夏はよくかき氷を食べました。
ガリガリとかき氷器をおばあちゃんが回してくれて、シンプルだったけど美味しかった．．
そして暑い中のまったりとした夏休みの時間、特別な思い出として今でも心に刻まれています。

 

[パリでの音楽活動を経て西宮市　夙川エリア、苦楽園口でピアノ教室をしています
（阪急夙川駅より徒歩8分、苦楽園口駅より徒歩5分）]

　おうち時間を使って私が始めたことの一つにパソコン教室があります。
　2021年1月11日にPianist Tamaki Niga Official Siteを公開しました。
これからは自分なりに発信していきたい、その為にはパソコンのスキルは必要不可欠と思い始めた勉強です。

　もともと私は自慢できるくらいIT分野は強くありませんでした。
パソコンの操作はいつも勘で適当．．分からないことが多すぎるというのはなんとも居心地がよくないものです。
　ピアノ発表会のプログラムくらい自分でさっさと作れるようになりたい、この気持ちが最初のきっかけでした。

　パソコン教室の扉をたたいたのは2021年2月中旬、真冬のさなかでした。
全くの初歩レベルから始め早く習得したいという気持ちとクイズ感覚で結構面白く感じ、かなりのハイペースで勉強しました。
　そしてある日、MOS（Microsoft Office Specialist）の資格試験があることを知りました。
試験と聞くとどうも受けたくなってしまう性分…お勉強するからには目標を持とうと思い私のチャレンジが始まりました。

　まず昨年秋 Word とExcelの試験に合格、当日は演奏会本番さながらの緊張感でした。
試験勉強にはそれなりの時間をかけ初歩レベルから約9か月で二つの資格を取ることができ大変満足でした。

　そして今年2022年6月3日、PowerPointの試験を受けなんと満点合格しました！
満点をとったときの気持ちよさ、そして嬉しさといったら…！

　目標に向かって歩いてきた長い道のり…
Excelの関数課題が難しく頭を悩ませた時期、お仕事との両立が大変で充分に勉強する時間がとれない日々もありました。

　それでもモチベーションを持ち続け頑張ってよかったと、達成感に満ち爽快感を味わった瞬間でした。

　兵庫県西宮市の夙川公園は日本さくら名所100選のひとつです。
川の両岸約2.8kmに桜並木が咲き誇っている満開の季節は地元の自慢をしたくなります。
甲山をバックにした松の木と桜のハーモニー、そして川面に映る桜の反映、私が大好きな写真スポットです。
寒い冬を硬いつぼみで越え、そして春の訪れとともに桜は目覚めて咲いてくれます。

　パリに住んでいた頃はこの日本の桜が恋しくてたまりませんでした。
春に帰国する機会があると必ず桜をモチーフにした小物、桜のお茶やお菓子をお土産にたくさん買って帰りました。フランス人のお友達にも大変喜ばれました。

　日本人にとって桜は心に寄り添ってくれる、そして感動をもたらせてくれる、そんな日本らしい文化と情緒だと遠い異国フランスで感じました。

　世の中に何が起ころうとも毎年咲いてくれる桜．．
今年の夙川公園の桜は4月2日（土）が満開でした。
兵庫芸術文化センター管弦楽団との“春休みコンサート”を無事に終え、桜と松、そして青空のシンフォニーに心を奪われた午後のひと時でした。

　夙川公園の桜の開花が始まったある午後、あべのハルカス美術館、“印象派・光の系譜”の展覧会に行ってきました。
モネ、ルノワール、セザンヌ、そしてゴッホというフランス画家の絵画をはじめ、日本初公開の出品作も多くあるとの前評判、私はとりわけモネの“睡蓮の池”、初来日の絵を楽しみにして行きました。

　絵の題名が私にとってフランスの馴染みのある場所、訪れたことのある土地もあり懐かしく思い出しました。そして絵画を見ているとその世界に引き込まれていきます。

　モネの絵を前にすると、彼のジヴェルニーの家、花が咲き乱れる庭園、そして睡蓮の池が目に浮かびました。
またパリのオランジュリー美術館、マルモッタン美術館の見事なモネの睡蓮画を見たときの感動を思い起こし私が住み、歩いてきた道パリにまた行きたくなりました。

　この展覧会で私が一番魅了された絵はルノワールのバラの絵です。その多彩な淡い色使いと美しさにしばし時間を忘れて佇んでいました。

　芸術に触れ心が満たされた午後のひと時でした。

　音楽家はお料理好きのグルメがとにかく多い、私も美味しいものを食べることは大好きです。パリでは色々な国のレストランを食べ歩きお友達と語らいました。
　そしてパリのアパルトマンではよく小麦粉とバターをこねて粉まみれになりながら？！
パイ生地を作りピザやキッシュ・ロレーヌ、そして果物のタルトを作っていました。

　パリにいた時から常々お料理教室に通ってみたいと思っていた私、このおうち時間を使い一大決心をして始めました。

　パリではBoeuf Bourguignonブッフ・ブルギニョン(ブルゴーニュ風牛肉の赤ワイン煮)、
サフランを使ってパエリアpaellaを作りお友達を招いたこともあります。
　フランス人のお友達には巻きずし、唐揚げ、餃子などを一生懸命作った思い出があります。

　日本にいるからには和食の基本、そして真髄もプロに習い学びたいと思いました。
どの分野でも基礎が大切と思ったと同時に、お料理も奥深いと思いました。

　先日のお料理教室でプティ・フール・セック（フランス語でpetits fours secs）、クッキーやマドレーヌの焼菓子の詰め合わせを作りました。
普段はお料理コース一本の私ですが、この日は無心になって粉とバターを練り混ぜ、クッキーを形作るのに熱中しました。

　お料理も彩りよく美味しく仕上げたいと時間をかけて作る過程、音楽の曲作りと共通す

　新年が明け、季節を分ける節分が過ぎると立春、梅の花が可憐に咲き始め心和みます。
3月に入ると春はもうすぐそこ．．！と日差しがだんだん柔らかくなってくるのを感じ、桜の開花が楽しみになってきます。
　来月4月2日に岩村力さん指揮、兵庫芸術文化センター管弦楽団による春休みワクワクオーケストラ・コンサートが行われます。
春休み恒例の特に子供たちが楽しめるコンサートです。

　私は組曲「スター・ウォーズ」から“メイン・タイトル”、
チャイコフスキー作曲、バレエ組曲「くるみ割り人形」の中でピアノとチェレスタを弾きます。

　昨年秋から今年2月まで6公演、10回に及ぶオーケストラの演奏会に出演する機会を頂きました。どれも素敵な舞台経験です。

　これからは待ちに待った春、冬も終わりを告げ心軽やかになれます。
この心地よい季節も1公演ずつ大事にしながら取り組んでいきたいと思います。

　Rちゃんとレッスンを始めたのは彼女が5年生の春だった。
アメリカでバイオリンを習っていたことはあったけれどピアノは初めてだった。
　6年生4月の発表会でショパンのワルツが弾けるようになりたい、その一心で半年間、一回一回のレッスンを大事にしながら感心するくらいコツコツ頑張った。

　発表会前のレッスンでは感極まってお母さんと泣いてしまったこともあったRちゃん．．
掲げた目標に向かって真摯に頑張っていたからこそ、そして一言では言い表せない今までの試練や、色々な思いがこみ上げあふれ出た涙だった．．

　そして当日、Rちゃんはショパンのワルツ遺作とシューマンのメロディーを立派に弾き、心の込もった演奏をしてくれた。私はあの時、皆の前でほめてあげたかった。

　帰りの電車の中で、“大変だったけどまた来年も弾きたい！”と達成感に満ちた笑顔がはじけていたのを私は今でも昨日のことのように覚えている。

　翌年春のピアノ発表会、Rちゃんは本当に、どんなに出たかったかと思う．．．

　旅立たれた二ヶ月半前、”先生と二人きりでお話がしたい”と言って、お母さんに支えられながら玄関の階段を上り会いに来てくれた。
“後悔したくないから発表会の準備だけはしておきたい。ショパンが弾きたい。”と、
まっすぐな眼差しでこのレッスン室でお話してくれた。Rちゃんの芯の強さに私は心動かされた。

　その日のうちに、アレンジしてRちゃんが弾ける曲を探した。
強い気持ちが何かを変えてくれると信じたかった．．

　芸文での私のリサイタルにも車椅子で聞きに来てくれて本当に嬉しかった。
あの日は体力的にいっぱいいっぱいだった．．と後にお母さまから伺った。それでも演奏会に来てくれたこと、言葉にできないくらい嬉しかった。

　あれからもう3年にもなる。
12歳のRちゃんが私に教えてくれたことは大きかった。
素敵な出会いをありがとうと彼女のニコニコした笑顔を思い出し、
毎年2月13日は過ごしたいと思う。

　Rちゃんとの出会い、それは今から5年前、2017年の3月だった。
当時4年生だったRちゃん、薄いピンク色のもこもこしたセーターを着てニコニコして体験レッスンにやってきた。
　アメリカで育ち英語がペラペラというかっこいい女の子、日本語も大人がたじたじとなってしまうくらいとても礼儀正しい言葉遣い．．
バイオリンを習っていたことはあるけれどピアノは初めてだった。

　最初はバッハのメヌエットなど小曲を少しずつ練習していった。
譜読みは速いほうではなかったけれどコツコツ頑張り屋さんだった。
また感性豊かな女の子で私が弾いてあげるといつも横で“わ～！”と顔を輝かせて聞いていた。

　そしてある日、ショパンの“ワルツ”イ短調遺作を弾いてあげた。
“半年かけて少しずつ練習したら来春の発表会できっと弾けるよ”と言ったら
“こんな素敵な曲弾けるようになりたい！”と顔を輝かせ、それから彼女のチャレンジが始まった。

　右手メロディーのフレーズの作り方、細かなニュアンス、そして左手が3拍子ワルツの弾き方になるようになど注意されたことは必ず直そうと努力してきて、ゆっくりペースだけど毎週確実に階段を上り上達していった。

　最初はきっとRちゃんにとって、“こんな高い山どこからどう登っていこうか”みたいな気持ちだったと思う．．　　　　　　　　　　
〈続く〉

　1月は私にとって特別な響きがあります。
毎年心新たに出発し、また華やいだ気持ちになれます。

　まずお正月は初日の出と共に新年の抱負を胸に、希望いっぱいの清々しい気持ちになります。
そして私の誕生日は1月、もう1度今年の目標を立てどのような年にしたいかと夢をイメージして再び心新たになれます。

　2022年は大切なものだけに囲まれて過ごしていきたい、
そして毎日丁寧に生活し、頂いたお仕事を大切に取り組んでいきたいと思います。

　日々の雑用に追われがちな日常ですが、一番大事なことは何かを考え、物事の本質を見ながら私なりに音楽と向き合い、今この時を精一杯大切にしていきたいと思っています。

　昨年2021年1月11日にPianist Tamaki Niga Official Websiteを公開しました。
早いものでもう1年が経ちます。

　心新たに新しい年を始められるようにと、Webデザイナーさんを初め多くの方々にこの日に向けてご尽力いただきました。

　1月11日という数字はぞろ目、
ある日デパートの和食器売り場の職人さんから、111という数字は事始めといって縁起がいいとお聞きしました。

　世界中でオンライン化が進んだこの2年、これからは私なりに発信していきたいなと思い取り組んだWebsiteです。
色々な願いを込め、また縁起も担いで1月11日11時頃オープンしました。

　皆さま、本年もよろしくお願い致します。

　日本のお正月はとても静かで時間の流れ方がゆっくりしているように感じます。
大晦日から元旦になる瞬間が私はとても好きです。除夜の鐘と共に新しい年が耀きのある素晴らしい年になると期待にあふれ、心新たになります。

　毎年お正月には越木岩神社という氏神様のところに初詣に行きます。かなりの坂道を上っていきます。
そしてお参りの後いつも楽しみにしていること、それはおみくじを引くことです。今年は“大吉”．．！でした。それだけで2022年も素敵な年になる確信が持てました。

　仕事始めは1月10日、兵庫芸術文化センター管弦楽団による1月定期演奏会のリハーサルが始まります。

　今年も一つ一つのお仕事を丁寧に、そして感謝しながらこなしていきたいと思います。

　明けましておめでとうございます。
新年のあいさつをフランス語では“ボナネ！”と言います。
　フランスのクリスマスは家族でテーブルを囲んで語らい過ごしますが、大晦日は通常友人と集まってパーティーをします。
カウントダウンし0時ちょうどに笑顔で”ボナネ！”、シャンパンを勢いよく開けてお祝いします。

　フランス語の”ボナネ！”を聞くと私は新鮮な気持ちになります。
新しい年が明け、今年も素晴らしい年にしようと心新たに希望が生まれ胸を躍らせます。

　皆様にとって2022年がお健やかで、幸せいっぱいな年になりますように。

　本年もどうぞよろしくお願い致します。

　2021年1月11日にWebsite Pianist Tamaki Niga を公開しました。
パリから帰国後、日本での活動を紹介しながらブログを書いています。
Websiteを作成するにあたり、デザイナーさんを初め多くの方々が助けて下さり人との繋がりの大切さ、そして温かさを感じました。

　実は私、パソコン関係は疎くて全く強くありませんでした。
必要最低限のことはできていましたが自慢になるほどのIT音痴．．わからないことが沢山ありすぎるというのは、なんとも居心地が悪いものです．．

　これからブログも投稿していくし、ピアノ発表会のプログラムくらい自分でさっと作れるようになりたいと一大決心をして始めたのがパソコン教室です。

　最初は趣味程度、すきま時間を使って少しずつお勉強しようと思っていました。
でもなぜかとても熱中してしまい、パソコンとテキストに向かう時間が大幅に増えました。
基本楽しんでいますが、もちろん難しくて何度も復習しないと頭に入らないことも多々あります。
謎解きの部分と新しい学び、発見の連続でどの分野も極めていくと奥深いと感じました。

　初級レベルの頃から、“私もいつか資格試験に挑戦してみたい”と目標は高く持っていました。このおうち時間を使いかなりペースを上げて取り組んだ時期もあります。

　そして2021年9月、MOS検定試験　Word2019を受けました。
当日は演奏会本番さながらドキドキ状態でしたが、満足すぎる得点で合格しました！
続いて2021年11月にはExcel 2019の資格も高得点でとりました。
　お勉強もピアノと共通している点があります。
自己と向き合い頑張って勉強してきた成果が出せて達成感を味わった一日でした。

　パリで音楽活動をしていた頃から、いつか私も地元の兵庫県立芸術文化センターでピアノリサイタルをしたいと思っていました。
ホールの抽選という第一関門も無事突破してまずは一安心．．
1年後の2018年10月31日ソロリサイタルに向けて諸々の準備に入っていきました。

　第1ステップはプログラムのイメージに合ったドレス選びと、コンサートのチラシ作成のための写真撮影です。

　ドレスは黒もシックで素敵だと私は思います。でもせっかくの帰国リサイタル、カラ－ドレスを選びました。
第1部はショパン、私なりにしっくりくるグラデーションのあるバイオレット色、
第２部は情熱的なシューマンをイメージしてボルドー色のドレスにしました。
そして一番大事な靴は私のお気に入り、シャンパン色、ピアニストのために作られた靴を探し準備は万端．．！

　次のステップはコンサートのチラシ作成、メインポイントの写真撮影です。
カメラマンさんとポーズや角度、希望の雰囲気をお話し気合を入れて撮りました。
そしてリサイタル半年前に、マネジメントを通してデザイナーさんにチラシ作成をお願いします。いくつかご提案いただきその中から字体、背景の色、デザインなど選んでいきます。

　ここまで整ったらあとは練習と、お客様へのリサイタルご案内に専念するのみです．．．！

　2018年10月31日（水）、地元の兵庫県立芸術文化センター小ホールでリサイタルを開催しました。
“芸文”と関西では親しまれているこのホール、阪神淡路大震災の復興シンボルとしてその10年後、2005年に楽団と共に創立されました。
当時からいつか私もこの舞台に立って弾きたい！と思っていました。

　芸文は大、中、小と三つのホールがあります。
ホールを抑えるための抽選は一年前に行われ、芸術の秋は特に大人気、倍率は高く70人ほど希望者が来ます。
学生の頃からくじ運の悪かった私はドキドキ、幸運を祈りながら抽選会場に赴きました。
願いを込めて抽選箱に手を入れたにもかかわらず、やはり決して運は良くなかった．．

　でも私にとって奇跡的なことが起こりました。
芸文の休館日、他海外アーティストによる公演日を除いた小ホールの予約可能な日数は20日ほど．．私がくじを引けるのは50番目以降、とうてい回ってこない．．
もう荷物をまとめて帰ろうかと半ばあきらめの境地、何とも言えない気持ちになっていた時です。
大ホール希望、または土日限定という方達が希望日を抑えられず次々と辞退されたのです。
そしてあきらめかけていた私にまで順番が回ってきました。

　晴れて帰国リサイタルのホールがとれた時の喜びといったら．．言葉にできませんでした！

　この度webサイトを開設しました、仁賀環（Niga Tamaki）と申します。

約20年間フランス・パリでピアニストとして活動していました。2015年から活動の拠点を日本に移し、関西を中心に音楽活動を行うと共に兵庫県西宮市 苦楽園口でピアノ教室を開いています。

　このwebサイトでは演奏活動のスケジュールと共に長年のフランス・パリでの生活を通して経験したこと、感じたことを私なりにブログに書いていきたいと思います。皆様、よろしくお願いします。